124年ぶりにアイラに誕生した蒸留所
The only independent farm distillery on Islay.もっともヤングな蒸留所で、大麦を作るところから、ボトリングして出荷するまで自分たちでやっちゃおうという姿勢をもったキルホーマン蒸留所。キルホーマンはKilchomanとつづるので、ついつい「きるちょーまん」と読みたくなりますが、「c」が抜け落ちて、キルホーマンという名前。日本人からすると、「キッコーマン」にも似てるか?(いや似てない)
場所は島の西はずれ、結構遠いです。
ファームディスティラリー 農場蒸留所
自ら大麦を作り、そこからボトリングまでを自前でやるという姿勢もあり、敷地も広く、入口と言われるところから、蒸留所そのものまでも結構距離があります。建物自体はこじんまりしていますが新しく良い印象。
2019年1月現在、ホームページで確認できるツアーは次のとおり。
https://kilchomandistillery.com/book-distillery-tour/
◆ Distillery tour 約1時間 £10 10時、14時、15時スタート
蒸留所の背景、ウイスキーの作り方、キルホーマンのこだわり等の説明を加えながら、ざっと蒸留所の見学をします。2種の試飲あり、グラス付。
◆ Premium tour 約2時間 £35 11時
通常に加えより詳しい説明、そして、キルホーマンのウイスキーはなにがちがって、なぜそうなるのか、将来的なあり方などの説明がなされ、試飲とプレミアムもののサンプルが含まれているもよう。
いずれも、18歳以下の参加者がいる場合は事前の電話連絡が必要。
◆ 8名以上のグループ
グループに対しては、上記2種のツアーにランチをセットして提供するパターン。事前に予約が必須。
ツアーの様子
ディスティラリーツアーに参加。
今まで訪れた場所ではなかなか大麦を干しているその場所には遭遇しなかったのですが、見事にBINGO!しかし、この構内に、普通にスズメが侵入してきてちゅんちゅんついばみながらフンもしまくっています笑。すごくかわいいの。
何故、そのまま放置するのと尋ねると、「いたちごっこだからあきらめる」という返答もほほえましい。
こじんまりした蒸留所なので、ひとつひとつの作業場所もいったりきたりしながら見学するのもまた楽しい。
説明をしてくれる美人先生 |
ボトリングも自分たちで |
美人先生はツアーが終わると売店の仕事もします |
試飲で飲み切れなかった分 |
売店のキッチン 良い香りがします |
総合的なオススメ度
BKS的にはとても気に入ったのですが、ちょっと遠いということがひとつネックかなとは思っています。ただし、まだ、日本では大手が代理店になっているわけではないこともありややレアっぽい感じがあり、その意味ではマストゴーであると感じます。(現在は株式会社ウィスク・イー が販売代理権を持っているようです)
さらに、スズメを放置したり、自前でボトリングしたり、少ない人数で蒸留所を成立させている牧歌的な部分が非常にすがすがしく心洗われるので、その点からも外せないかなぁと。
ほんとに個人的な意見ですが、どこにまたいきたい?と問われると、キルホーマンはまた行きたいベストスリーの一つです。
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