JURA島にある蒸留所
Isle of JURA distillery, less peaty but highland character nowadays.正直申すと、あまりよくわかっていないまま訪れた蒸留所でした。こじんまりした島の風光明媚な港の前に蒸留所があり、そこで内々にウイスキーを製造している、そういう印象を受けました。改めて、アイル・オブ・ジュラ蒸留所の歴史を調べて振り返ってみたいと思います。
設立は1810年頃にさかのぼります。
はじめはピーティーなウイスキーを製造していました。それは今のJURAとは異なるスタイル。その後製造量は増えますが1900年初頭にいったん蒸留所は閉じてしまいます。
再結成
島の人の仕事を、という観点から、1950年頃に人々が力を合わせて、蒸留所を再開しようと決心します。その時に、いったんさびれた蒸留所の建物を使って同じ場所で再スタートを切ります。そして、1963年に正式に稼働が始まり、島の4分の1の男性の雇用を生み出すことになります。そこから、過去のピートが効いたスタイルから、現在のようにハイランド寄りの性格のウイスキーになっていきます。
アイラとは一線を画し、「ハイランドの果て」というイメージがあるようです。
蒸留所見学
ホームページはこちら
〇45分の基本ツアー £6
〇1時間30分のツアー £15(The Signature Jura tour)
〇1時間30分のツアー £25(Discover the Uncommon)
蒸留所見学の記録
実際は、うーん、どれに参加したのか。ほぼ貸切の状態で、ゆっくり説明をしてもらいながら、最後にビジットセンターで試飲をしました。写真で振り返ってみましょう。
ジュラ蒸留所外観 |
ジュラ蒸留所外観 |
駐車場 |
入口にいたわんちゃん 島民の飼い犬のようでした |
ビジターハウスにあるJURAのロゴ |
島の地図がインテリアの一つになっています |
ジュラ蒸留所のマイルストーンを記した歩道 |
背高のっぽのスティルポット |
カスクが置いてあるウェアハウス |
いろいろ見れて楽しいです |
カスクに詰めて、栓をしたばかりの様子 |
カスクに番号を刻印する機器 |
試飲グラス |
総合的なオススメ度
場所がアイラから離れているので、アイラ中心でめぐるのであれば、時間との兼ね合いであると言えましょう。ハイランドもあわせて訪れるのであれば、アイラとのトランスフォーメーションを体感するためには外せない蒸留所かもしれません。
また、ハイランドまでめぐることはできないけれど、アイラからならば行けるという視点もあると思われます。アイラ島がお好きな方からすると、ピートが足りないとお感じになるでしょうが、それがまたJURAの良い所でもあり、ハイランドへの想いが深まる、そんな蒸留所なのかもしれません。
BKS個人的には、正直今の段階でもまだピンときていないです。再訪したいか?と尋ねられたら、YESとは答えづらい印象です。もちろん、それは好みの問題が大きいです。
ですが、ウイスキー好きな方に尋ねると「一番はハイランド」というご意見もあるので、これは是非挑戦していきたいなぁとしみじみ感じています。
ですが、ウイスキー好きな方に尋ねると「一番はハイランド」というご意見もあるので、これは是非挑戦していきたいなぁとしみじみ感じています。
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